

いよいよ指輪づくりも大詰めになってきました。
次の加工は金埋めとよばれる、彫りの中に金を流し込んで平らにする、というもの。
今回、男性用にはイエローゴールド、女性用にはピンクゴールドを埋めます。
「温度差を利用して金を流し込むんですよ」
それはどういうことでしょうか。
「ゴールドはプラチナよりも低い温度で溶けるんです」
金の加工が完了した状態。
リューターといわれる研磨機でひたすら磨いていきます。
番数を240番から最後は2000番まであげて表面をなめらかにしていきま
す。
さらに紙ヤスリで細かいところも磨いて。
はたして金色の唐草模様が出てくるでしょうか。
見た目には唐草模様は完全になくなっています。

リューターといわれる研磨機でひたすら磨いていきます。
番数を240番から最後は2000番まであげて表面をなめらかにしていきます。
さらに紙ヤスリで細かいところも磨いて。
はたして金色の唐草模様が出てくるでしょうか。

よーく目を凝らして見てみると、うっすらとした金色の唐草模様が浮かび
上がってきたのがわかります!!

ひとつひとつの工程で、念入りにチェックをする小池さん。
真剣なまなざしで指輪に向き合う小池さんに、おそるおそるこんな質問をしてみました。
「小池さんは、どうしてこのお仕事をされているんですか」
「指輪ばかりじゃないけどね、手で触れられるもの、寸法があるものを信じたいんですよ」う~ん、深いです。ものづくりをする人の言葉って胸にずんと響きます。

リングの表面に顔が映り込むようになってきました!
これで完成といわれても驚かないぐらいの輝きですが、まだまだこんなものではないとか。
これからが本格的な磨き作業です。

ここからはベランダでの作業。
バフとよばれる回転体にペーストをつけて、しばらくリングを磨き続けます。
ひとつひとつ、ていねいに。

ベランダから戻ってきた小池さん。
大満足の笑顔です。
ペーストのついた手には、まさに生まれたてほやほやの、輝いた二つの結婚指輪が。
この瞬間まちがいなく、世界中で一番あたらしい結婚指輪がこの二つでしょう。