職人さんの手仕事が見たい! [彫り]

スタート地点でゴールを見据える。まずは丹念に彫りの加工を

指輪づくりの密着レポート
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デザインスケッチをよく眺めて まずは彫りから!
デザイン画を作成
   今回、結婚指輪をichiにオーダーされたのは、福士貴光さんと大野木愛美さんのカップル。

まずはカウンセリングです。どんなデザインにしたいか、素材は? 予算は? サイズは? と、楽しくおしゃべりしつつも、しっかりとお客さまの要望をヒアリングする、スタッフの竹内さん。お二人はichiのカタログを見て、これもいい、こんなのもいいと悩みつつも、最終的なデザインを決定。

さあ、ここから、お二人の大切な結婚指輪がどんな風に出来上がっていくのか、最後までレポートしていきたいと思います。
さっそく製作に入るのかな、と思っていたら、デザイン画としばしにらめっこの小池さん。

「まずはとにかく伝票(指示書)をよーく見る。ここにお客さんのイメージや要望がすべて入っているんですよ。デザイン、サイズ、石を入れるのか入れないのか、ねじりがあるのかないのか。ここで必要な加工を把握して工程を考えます。」

ここですべてが決まるという感じでしょうか。

「そうですね。たとえばやりたいイメージがはっきりしないまま来店される 方もいる。そういう方からちょっとづつ話を聞きだして引き出して。そうやって最終的に落とし込んだイメージや想いが、この紙一枚には入ってるんです」

「ここのスタート地点でゴールが見えてこないとダメ。見えてくるまでこの指示書を読みます」
地金の形成
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!さて、指輪の素材。地金が形成されたプラチナです。最初はこんな状態。見たところまっすぐな六角レンチみたいですが。これがピカピカの指輪になるなんて…!
彫る
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!「工程はオーダーごとに違います。それぞれ加工がちがうので。今回は先に彫りますよ」

完成図を頭に描きながら、彫る位置、ねじる位置にそれぞれ印をつける小池さん。
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!カンカンカンと金属音を響かせて、唐草模様の彫りが完成! 伝統的な模様の唐草模様は、結婚指輪にあしらわれることの多いモチーフのひとつ。
今回のオーダーは、この唐草模様の彫りに、金を埋め込む、というのがポイントです。