職人さんの手仕事が見たい! [ねじる]

大切なのは素材と相談すること。なましたら一気にねじる!

指輪づくりの密着レポート
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素材と相談しながら バーナーでなまして一気にねじる!
バーナーでなます

酸素バーナーでプラチナ棒全体に熱を加えていきます。金属は、熱を加えられると原子が分離してやわらかくなり、加工がしやすくなるのだとか。


「さっき彫りを入れるときにガンガン殴ったでしょ。金属って摩擦で加圧すると組織がつまって固くなるんですよ。固いままで作業を進めると、亀裂が入ったり、金属疲労を起こしてしまうこともあります。だから何か加工をする度に、一度なまします。」

※金属疲労:金属が、その引張強さを超える応力を加えられることによって破壊すること
やっとこでねじる
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!さて、なましが終わると間髪入れずにねじりに入ります。

「もたもたしてるとまた金属が固くなっちゃうので、一気にいきますよ!」

慎重に位置を定めて、ぎゅいぎゅいいっ!!
一気に90度のねじりが入りました。
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!オーダーは180度のねじり加工。
あともう90度です。
二度目のねじりにいく前に、もう一度なまします。
はじめに:工房内へおじゃまします&道具を拝見!職人語録「一度ねじりを加えたことで、金属の内部組織が磨耗しているんですよ。だからここでもう一度なまします。いつもね、素材と相談するんですよ。 まだいけるかな、もう無理かな、って。そうやって進めていくと失敗しません」

まさに素材との対話です。
さあ、残りのひとひねり。
せえの、ぎゅいぎゅぎゅいいっ!!

固いプラチナ棒がいとも簡単にひねられています。 これでちょうど180度のねじりが入りました。